思い出の写真ブログ
ーー目が痒い。最近は気象衛星ひまわりの画像をトゥルーカラー再現画像で見ることが多いのだけど、今日は東シナ海がぼんやりと黄色くなっていた。花粉……では無く、黄砂だろう。そういえば春は黄砂が襲来する季節でもあったっけ。もう少しで九州に届くというところ。
> 提言は核保有国のロシアによるウクライナ侵攻を受けて取りまとめ、「核についてもタブーなく検討する」「核共有による防衛力強化などに関する議論を開始する」ことを求めた
(mainichi.jp 22.3.3)
維新の提言だけど、浮足立つとはこのこと。仮にウクライナ軍が侵攻を押し返し、力での現状変更はもはや通用しない時代となったことをロシアが理解する結末が訪れたとしても、この党は「核共有すべき」と言うだろうか?
……そう、この提言はウクライナが負けてロシアが脅し外交に味をしめ、日本に対しても活用してくるという予測から逆算したもの。現状の不利の打開に全力を注ぐ前に思考停止し、将来の身の処し方を案ずるような政党には、正直、日本の戦略立案には携わって欲しくないと思った。(某元首相もだけど…)
それはそれとして。
ウクライナの圧倒的劣勢は変わるべくもない。これから2回目の停戦協議が始まるみたいだけれど、両国が鋭く対立して非難しあうという光景ではなく、プーチン大統領を立ち止まらせるために何を差し出し、何を差し出さないか、ということを両国が真剣に話し合う場であって欲しい。裸の王様にどうやって悟られないよう服を着せるか。。
『明鏡洞』OLYMPUS E-5 + ZD12-60F2.8-4 (2015/3/22)
人類の敵はウイルスではなく、やっぱり人であったという事実はどうにも気を重くする。
> 「おそらくウクライナによる誤射です」
> 「テレビ塔は精密度の高い兵器で攻撃しました」
(asahi.com 22.3.2)
ロシア軍はじわじわと圧を上げていて、攻撃対象を軍事施設からインフラ施設、そして官公庁の建物や放送設備へと拡大している。もっとも、この駐日ロシア大使は未だ「軍事施設だけ」を攻撃をしていると主張しているので、おそらくテレビ塔までは軍事施設なのだろう。今後、「ウクライナの誤射」や「精密度の低い兵器での軍事施設への攻撃」が効果的に民間人を殺傷していき、最終的には武器を手にした市民が潜む建物も「軍事施設」となる。そんなレッテル貼りは人類の歴史上、いくらでもあった。
1つ、知りたいデータがあって。この情勢下、世界のオンラインFPSは盛り上がっているのだろうか? それとも過疎っているだろうか?
……前者ではないかと感じている。いつもと同じゲームのプレイなのに迫真性が増した、と言って。そして、たとえばウクライナの街角でリアルに撃ち合っているロシア兵とウクライナ義勇兵、もしかしたら過去に同じオンラインFPSの中で撃ち合ったことがある二人かも知れない。その時にはどちらかがヘッドショットを決めて喜び、一方は悔しがって終わった。でも今回は――
> 北京冬季パラリンピック開幕前日に国際パラリンピック委員会(IPC)が、ロシアとベラルーシの選手を大会から除外するという異例の事態
(sankei.com 22.3.3)
ロシア選手との対戦になったら試合を放棄するという選手が多かったからという。ロシア人をヘイトしたいわけでなく、自分が負の感情を持ったまま対戦することが嫌だという思いからだろう。スポーツマンシップを持った一流選手であってさえ、自分を律することを難しくさせる戦争というもの。
自分の敵は自分でした、と歌ったのは――中島みゆきの『ファイト!』か。